【開催レポート】6/12|AI × デザイン実践生成講座

AI × デザイン実践生成講座の様子

2026年6月12日(金)、EN-KAKUにて「プレゼン資料からSNS画像まで使える AI × デザイン実践生成講座」を開催しました。

今回の講師は、フリーランスデザイナーの北浦壮太さん。グラフィックデザイン、ロゴ制作、広告、Webデザインなど幅広い領域で活動されている現役デザイナーです。

講座の前半では、まず「デザインとは何か」という基本的な考え方からスタートしました。

デザインは、ただ見た目を整えることではなく、伝えたいことを伝わる形に整えること。文字・色・形・サイズといった要素をどう扱うかで、同じ情報でも伝わり方が大きく変わる。そんなデザインの土台を、身近な例を交えながらお話しいただきました。

後半では、ChatGPT、Gemini、Lovart AIなどを使いながら、実際にAIで画像や資料を作る流れを紹介。
SNS用バナー、スライドのパーツづくり、画像の部分編集、合成など、実際の出力を見ながら「AIでどこまでできるのか」「どこに気をつけるべきか」を具体的に見ていきました。

特に印象的だったのは、デザインにも“AIっぽさ”が出るという話です。
AIで画像を作ると、一見きれいに仕上がっているように見えても、画面全体に情報が散らばりすぎたり、装飾が少し過剰になったり、どこを一番見せたいのかがぼやけてしまうことがあります。
講座では、AIが作った画像と人が作った画像の違いを、周波数の観点から見る話も紹介されました。
AI生成の画像は、画面全体にまんべんなく情報量が出やすく、人が作るものは見せたい部分に情報が集まりやすい。つまり、AIで作ったデザインは、きれいだけれどメリハリが弱くなることがある、という視点です。

こうしたAIならではの特徴を理解したうえで、どう指示すればよいか、どこを確認すればよいか、どう整えると伝わりやすくなるのか。
その具体的なポイントを、実演を交えながら教えていただきました。
ワンポイントとして共有されたのは、AIに任せきる前に「何を一番伝えたいのか」を整理しておくこと。
これだけでも、出てくるデザインの方向性は大きく変わります。

質疑応答では、Instagram投稿画像の統一感、AIっぽさを減らす方法、ChatGPTのチャットを切り替えるタイミング、仕事でAIをどこまで使うかなど、
参加者の実際の悩みに沿った話題も多く出ました。
AIで作ること自体が目的ではなく、AIの特徴を知ったうえで、伝わるデザインに近づけていく。そんな視点を持ち帰れる講座となりました。

EN-KAKUでは今後も、仕事や暮らしに役立つ学びの場を企画していきます。ご参加いただいた皆さま、そして講師の北浦さん、ありがとうございました。